ヒスイ峡
ひすいきょう

お知らせ:2022年6月13日(月)
小滝川ヒスイ峡へ行くことのできる林道高浪線(県道山之坊大峰小滝線分岐~ヒスイ峡展望台)は、道路修繕のため次の日程で通行止めとなります。
〇期間
2022年6月13日(月)~2022年6月17日(金) ※土日は通行可能※修繕の状況によっては延期となる可能性があります。
また、林道入山線(夏中集落~ヒスイ峡展望台手前)も落石防護柵修繕工事のためしばらく通行止めです。
小滝川ヒスイ峡(学習護岸・遊歩道含む)、明星山登山口(ヒスイ峡登山口)、中俣新道登山口については、この期間立ち入りできません。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
小滝川ヒスイ峡ジオサイト
昭和31年に国の天然記念物に指定された小滝川硬玉産地は、姫川の支流・小滝川に明星山の大岩壁が落ち込んだ川原一帯を指します。ヒスイのふるさと糸魚川を象徴する日本随一のヒスイの産地であり、「小滝川ヒスイ峡」の名で多くの人に親しまれています。
この区域ではヒスイを含む全ての岩石の採取ができませんが、ここから流れ出たヒスイは姫川を下り、市内の海岸に打ち上げられます。このことからこの付近の海岸はヒスイ海岸とも呼ばれ、愛好者がヒスイを求め、探し歩く姿が見られます。
また、全山石灰岩の山、明星山の大岩壁はロッククライミングのゲレンデ、そして糸魚川真柏の産地としても有名で、その雄大な景色は一見の価値があります。
小滝川硬玉産地の「硬玉」とはヒスイのことで、微細な結晶が絡み合っているため非常に壊れにくいという特徴を持っています。宝石として人気の高いヒスイですが、一般的に宝石の原石というのは、磨いて初めて輝きや美しさが出てくるものです。
しかし、当地のヒスイは川の清流によって自然に磨かれ、原石のままでも十分に美しく存在感があります。
それが世界屈指のヒスイ産地として名高いゆえんかもしれません。
大地の物語
小滝川ヒスイ峡は、昭和14年に確認された日本最初のヒスイ産地であり、ヒスイの発見は、考古学・宝石学の分野へ大きな影響を与えました。日本各地の遺跡から出土するヒスイの由来を決定した重要な発見であり、また、糸魚川の「ヒスイのふるさと」のはじまりでもありました。
青海川ヒスイ峡(青海川硬玉産地)
青海川ヒスイ峡ジオサイト
昭和32年に国の天然記念物に指定された青海川硬玉産地は、青海川の上流黒姫山の麓にあります。
青海川上流橋立地区に近い河床には蛇紋岩の大露頭がみられ、これに接してヒスイ原石が点在しています。
ここから流れ出たヒスイは下流の海岸に漂着し、淡紫(ラベンダー)色のヒスイが多く見られることから、この海岸は「ラベンダービーチ」の愛称で呼ばれています。
残念ながらヒスイ峡では原石の盗難が相次いだため、親不知ピアパークにある翡翠ふるさと館に貴重な原石を移設保管しており、展示されている102トンの原石は屋内展示物としては世界最大です。
移設した原石も元々ヒスイ峡にあったため、現在は青海川の硬玉産地及び硬玉岩塊として国の天然記念物に指定されています。
所在地 |
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営業期間 | 2022年オープン情報
・オープン日まで施設の立ち入りはできません。 |
アクセス | 小滝川ヒスイ峡 2022年4月29日(金)より冬季閉鎖中(2022年4月下旬開通予定) ●車の場合 糸魚川ICから国道148号、県道483号経由で車で30分(高浪の池経由の場合40分) ※高浪線 2022年4月29日(金)開通予定(高浪の池2022年4月29日OPEN予定) ※入山線 冬季閉鎖中(2022年6月以降OPEN予定) ※瀬ノ田地区からヒスイ峡までの区間は、大雨・強風・落石時は通行規制を実施します(う回路あり) ※高浪の池~小滝川ヒスイ峡間、入山線、大型バス通行不可 ●電車の場合
青海川ヒスイ峡 親不知ICから国道8号、県道155号経由で車で30分 (中型バスまで通行可) |
駐車場 | 小滝川ヒスイ峡 ●ヒスイ峡学習護岸/普通車20台(バスの回転場あり) ●ヒスイ峡展望台/普通車15台
青海川ヒスイ峡 ●ヒスイ峡手前に普通車数台分の駐車スペースあり |